2012年7月31日火曜日

同大、カウント・ベイシー・オーケストラと競演へ 31日


米国のジャズビッグバンドの名門「カウント・ベイシー・オーケストラ」と同志社大軽音楽部が31日、京都市上京区の同大学寒梅館で同じ舞台に立つ。ベイシー楽団と京都の大学が競演するのは初めてといい、学生たちは「とても光栄」と練習に励んでいる。
 ベイシー楽団は米国音楽界の巨匠ウィリアム・カウント・ベイシーがリーダーを務めた大編成のバンド。ベイシーの死後も遺志を継いだメンバーで活動を続けている。今年で結成77周年を迎え、これまでにグラミー賞を17回受賞している。
 京都公演は長野県の軽井沢で開かれるジャズフェスティバルへの出演に合わせて計画が浮上し、同大学OBの紹介で学生との競演が実現することになった。主催者によると、京都での演奏は1983年以来29年ぶりという。
 公演ではベイシー楽団の演奏に先立ち、同志社大の「サード・ハード・オーケストラ」が2曲演奏する予定。17人編成のサード・ハードのバンドマスター、3年岸本竜弥さん(21)=大阪市=は「雲の上の存在と同じ舞台に立てるなんて今も信じられない。自分たちの持ち味である若さと勢いを発揮したい」と話す。
 午後6時から。指定席6千円、自由席5千円。問い合わせはメールeightyeight@pk9.so-net.ne.jp
京都新聞【 2012年07月29日 23時00分 】

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